メールマーケティングで使われる「オプトイン方式」についての解説である。

オプトインとは

オプトインとは、ユーザーが企業や何らかの情報をメールやその他のツールから受け取る際や自身の個人情報が使用される場合に許諾の意志を示すことをさす。主に企業がダイレクトメールを送る際にチェックボックスを設置してチェックを入れてもらったり、プライバシーポリシーなどを明示して同意にチェックを入れてもらったりする方法で、ユーザーの「同意」を得る。
オプトインすることで、企業は自社のサービスに登録した人に向けた一般的なコンテンツだけでなく、顧客情報を基に特定のユーザーに向けた発信もできるようになる。

オプトアウトとは

オプトインの対義語としてオプトアウトという言葉がある。これは、企業が消費者にメールを送ること自体は自由で、受信拒否をユーザー自身が設定できるというものである。以前はこの方式のもと企業はメールマーケティングを行っていたが、2008年に「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」（特定電子メール法）が改正されオプトアウト方式でのメール配信が禁止されたため、現在は使われていない。